さようなら、コロナの3年間!
7月1日未明に飯塚市多田の日若神社で執り行われる予定だった「お汐(しお)井取り」は、大雨のため中止となりましたが、翌日は天気にも恵まれ、無事に神事を終えることができました。

ビジネスホテルセンチュリーの玄関に下げている「苞(つと)」、4年ぶりに取り替えました

「お汐井取り」は舁(か)き山行事の始まりに、心身を清める川砂を取るみそぎの行事で、境内を流れる汐井川の砂を、水法被(はっぴ)に締め込み姿の男衆が手桶(おけ)にすくい取って、「く」の字形に編んだ「苞(つと)」と呼ばれる入れ物などに入れて持ち帰り、各戸に配って、1年間の無病息災を祈って玄関先などに下げます。

2013年から使い続ける「黒田長政水牛兜(かぶと)」の台飾りを載せて完成させた新流(しんながれ)の舁き山(JR新飯塚駅前)

11日(終了)、13日に新(しん)、菰田(こもだ)、二瀬(ふたせ)、東(ひがし)、西(にし)の5流(ながれ)が地元で舁き山を走らせる「流れがき」を実施します。
最終日の15日は市中心部で5流がタイムを競う「追い山」があり、フィナーレを迎えます。