現代日本を代表する洋画家の野見山暁治(のみやま・ぎょうじ)さんが6月22日、心不全のため亡くなりました。102歳でした。

野見山さんは福岡県の穂波村、現在の飯塚市出身です。

東京と福岡県糸島市を行き来しながら、100歳を超えてからも精力的に創作活動を続け、去年7月以降は糸島市のアトリエで活動されていたそうです。

去年の8月には、地元の飯塚市にアートギャラリーがオープンしました。 かつての長崎街道を本町商店街から東町商店街に抜けて徳前大橋に向かう途中に「みぞえアートギャラリー野見山暁治館」があります。

野見山暁治「本当は言えない」2020年

野見山暁治 「誰にも負けない」2008年

『野見山暁治さんを悼む』という記事が6月28日付け西日本新聞朝刊の「文化」面に掲載されていて、福岡県中間市在住の芥川賞作家、村田喜代子さんが「僕の絵は抽象じゃないからね」と語る野見山さんの絵のタイトルついて述べています。

“焦げ茶のでんでん虫の岩が居座っているみたいな絵は「誰にも負けない」だった”

かっけえ〜!