北京オリンピックが開幕した立春の日に、飯塚市内にある曩祖(のうそ)八幡宮を訪れると、太宰府天満宮(太宰府市)から株分けされたご神木の飛梅(とびうめ)が花を咲かせていました。

飛梅は、太宰府に左遷された菅原道真公を慕って都(みやこ)から一夜のうちに飛んできたと伝えられています。

「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」

という道真公が詠まれた和歌が有名です。

境内社の飯塚天満宮前の飛梅

学問の神様・菅原道真公をまつる飯塚天満宮