7月6日 土ようび 曇りのち晴れ

ギィーッ ギィーッ

きりぎりすが、猛暑にめげず鳴いていました。

 

この小さい、幽かな声を一生忘れずに、背骨にしまって生きて行こうと思いました。
太宰治「きりぎりす」(青空文庫)
太宰治の「きりぎりす」(1940年発表)、「十二月八日」(1942年発表)、「雪の夜の話」(1944年発表)、女性や子どもを語り手にしたこの3つの作品が好きです。