6月末まで、福岡、大分両県で行われている国内最大規模の観光プロモーション「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」にちなんで、大分を代表する銘菓「ざびえる」をご紹介します。

 

「ざびえる」は、大分土産といえば真っ先に名前が上がるほど有名な定番のおみやげです。1962年から販売されている伝統的なお菓子です。

 

2000年10月、メーカーの経営破綻で一度は生産終了となりましたが、半年後の2001年4月に元社員の皆様の熱意で生産再開を果たします。

 

 

ざびえるは、バターを利かせて焼いたクッキー生地で白あんを包んだ和洋折衷の焼き菓子です。包装に金色のラインが入ったものと銀色のラインが入ったものの2種類があり、金色の白あんにはラムレーズンが刻み込まれていて、銀色はプレーンな白あんです。

 

戦国大名の大友宗麟(おおともそうりん)の招きで豊後府内(現大分市)を訪れた宣教師フランシスコ・ザビエルが、南蛮文化を広めたことを讃えて、それにちなんで「ざびえる」と名付けられたそうです。

 

 

 

聖書をイメージして作られたビロードの箱が、す・て・き